不動産買取

不動産売却の目的が、金額よりもスピードを優先する場合、「不動産買取」という方法を選ぶことができます。
不動産買取とは、不動産会社に物件を買い取ってもらう方法です。
売却価格は安くなってしまうものの、買手が現れるまで待つ必要はありません。高く売却するよりも、すぐに不動産を処分したい、現金化したいというご希望の場合はお気軽にご相談ください。

不動産買取とは？

下記のような場合は不動産買取を選択される方が多いです。
「手持ちの物件をすぐに現金化したい」
「住み替えのための頭金にあてたい」
「固定資産税が支払えないので不動産を処分したい」
「複数の相続人がいるので早く現金にしたい」

仲介売却での売却先は、購入希望者（買い主様）ですが、不動産買取の売却先は不動産会社です。
このため、買手探しのための広告やチラシなどの売却活動や、面倒な内覧対応、価格交渉なども不要です。

一般的に仲介売却よりも売却価格は下がってしまいますが、スピーディな売却が可能です。
諸事情により売却までの時間的な余裕がない方は不動産買取もご検討ください。

不動産買取のメリット

売却までの時間が短い

不動産買取の最大のメリットは、売却までの時間が早いことです。仲介売却と違い買手探しが不要なので、物件を素早く売却して現金化できます。売却までの期間は、通常2週間～1ヶ月となります。

誰にも知られず売却できる

不動産の売却の事情は様々です。中には、売却していることを他人に知られたくない場合もあるかもしれません。
不動産買取では広告宣伝などの売却活動を行いませんので、売却しようとしていることを知られることはありません。秘密厳守で行いますのでご安心ください。

売却時の面倒がない

仲介売却の場合、購入希望者に対して内覧してもらったり、物件に好印象を持ってもらうために、お部屋のクリーンアップやリフォームなど、手間や時間やお金がかかる場合があります。
これに対して、不動産買取なら基本的に現況買取のため、売り主様にご負担をおかけしません。

住み替えの計画を立てやすい

不動産買取では、ローンの残債がある方でも問題ありません。資金計画や引き渡し時期などのご相談にも対応可能なので、スムーズなお住み替えが可能です。相続のためすばやく現金化したい場合など、売り主様のご都合に合わせて売却することもできます。

仲介手数料がかからない

仲介売却で必要になる手数料が、不動産買取では不要です。使わずに済んだ手数料分は、引っ越しやローンの頭金などに充当することができます。

瑕疵担保責任が免責される

通常の不動産売却では、売り主様は買い主様に対して瑕疵（かし）担保責任を負います。瑕疵とは、一見してわからないような重大な欠陥のこと。売却後に欠陥が見つかった場合に、売り主様の責任となると費用負担も大きなものになります。 これに対して不動産買取では不動産会社が買い取るので、売り主様の瑕疵担保責任は免責されます。売却後のアフターフォローや保証も不要で安心して取引できます。

心理的な負担が軽減される

仲介売却では、「いつ売れるのか」「価格はこのままでいいのか」「購入希望者は本当に買ってくれるのか」など、売買契約が終わるまで心配がつきません。その点、買取では確実に現金化されますので、「売れるかどうかわからない」といったストレスから解消されます。